烈鉱石修復工房

家庭用、PC、アーケード等を触り、時にはハンダを握る。

アケコンを改造しよう!~お願いされたアケコン編~(UFBを使って)

アケコンシリーズおそらく最後になるでしょう。

烈鉱石です。

 

前回改造したわけですがミスでUFBを1個多く輸入しちゃったのでどうしようと話してた所ちょうどスタンダードなアケコンが欲しかったので改造してほしいとお願いされたので今回は友人の依頼によるアケコン改造話になります。

 

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今回用意されたのは「RAP.Ⅴ.HAYABUSA」。

アケコンといえばまずこれは触るよねってやつですね。

依頼してきた友人は機動戦士ガンダム エクストリームバーサス。通称エクバと呼ばれる対戦ゲーム勢でアーケードから遊んでおり、家庭用移植の方もアケコンで遊んでいます。

今回はアーケードの環境に近いものを作って欲しいとのことなのでエクバで稼働しているノアール筐体と同じ三和製のボタンとレバーに変えます。

アーケードに近いものを要求しているのならノアール配置のRAP.Ⅴ.N.HAYABUSAがあるのに何でビュウリックス配置のこれなのかというと

本人曰く、こっちのほうがデザインが好みだからだそうです。

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さあ開きましょう!久しぶりに見た中身ですね。

早速レバーとボタンを交換しましょう。今回の自分なりの改造コンセプトは

「内臓ケーブルを流用し、いつでも元に戻せるように」になります。

まずはレバーとボタンを接続していきます。

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である程度できたのがこちら。

メイン基板に刺さっているケーブルをそのまま使えるよう、メス端子ハーネスを作成していきます。幸いなことにメイン基板にピンアサインが印刷されているので一応確認しながら繋いでいきます。

が、どうしても難しい所は基板からケーブルを伸ばして信号を取り出します。

それをしなくてはならないのがタッチパッドスイッチ。早速外して基板を確認しましょう。

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で、タッチパッドの基板がこちら。

ありがたいことにケーブルから出る信号にアクセスできるエリアがありました。今回はこれを利用しましょう。

調べた所、「KEY」が基板にあるタクトスイッチ。つまりタッチパッドスイッチに対応していることがわかりました。早速ケーブルを「KEY」と「GND」にはんだ付けして信号を取り出しましょう。

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こんな感じになりました。

もとに戻して変換ハーネスに引っ張ったケーブルを接続します。

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SHAREボタンは別基板にあるのでこれも引っ張ります。

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できました。

蓋を締める前に動作確認して全部確認できたので締めて終了です。

思えばもうちょっとケーブルまとめればよかったなぁ・・・・。

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で梱包して本人の元に送って完了です。

後日無事に届き動作に問題なかったようなのでうちのやることは終了しました。

良いアケコン生活が送れているようで良かったですね。

今回はこんなところで失礼しましょう。

では