烈鉱石修復工房

家庭用、PC、アーケード等を触り、時にはハンダを握る。

烈鉱石的SteamDeck触ってみた【静けさの前哨編】

どうも烈鉱石です。
今回はちょっと気分を変えて久しぶりのレポート記事です。レポート記事は艦これアーケード最終ロケテの頃以来か?
さて早速始めていきましょうか。
今回レビューするのは・・・・!
「Steamdeck」!
いや、今更か~いと思うかもしれませんが、2023年4月29日には大阪なんばで国内初の試遊即売会をやってましたからね。まあ後はdeckによって携帯型PCの注目度が上がってQPD WIN4とかの他の機体も脚光を浴びていますからまだ遅いというわけではないと思います。なんなら日本で販売開始してからまだ半年経ってないですしね。あのときはdeckより倉庫を開けるためなのかVALVE Indexの初の値引きセールとかやっててすごかったですね。自分はすでに持ってるので手を出さなかったですが、まあ変えのケーブルは欲しいですが国内販売してくれんかなぁ。まあ、需要は少ないかぁ。
さて話を戻しましょう。
私がSteamdeckを入手したのは12月27日ですね。ちなみにその一週間前にはDr.トッペル探検隊の基板を入手しました。
予約したのがかなりギリギリの12月11日。予約したバージョンは64GBモデル。

内蔵のフラッシュメモリはM.2を利用しており交換が可能というただ一点です。SteamOSがすでに配布されていたのを知っていたのでこれは自力で分解してSSD交換すれば容量増やせるじゃんってことでこのモデルを予約。

元々自力で飛び込み予約だったのでまあ、遅くなったのは仕方ないとは思ってましたが。問題はその予約した日と同時にAliExpress注文したM.2TYEP2230の1TB SSD。年末の海外輸入は予定日時では届かないとはわかっていたものの運良く早く届くことを願って発送状況をにらめっこしていました。まあ、年末に実家に帰ることは確定していたのでMicroSD512GBを購入し、とりあえずM.2が届くまではSDカードにゲームを入れて楽しむとしました。

さあ届きました。輸送箱自体はだいぶ簡素。正直箱小さいなと思いました。で中身を開けるとキャリーケースと純正ドッキングステーション。ドッキングと聞くとやはりドッキングせよ!のムーンクレスタがよぎるのはいつものこと。
キャリーケースはかなり頑丈な作りをしており裏面にちょっと大きなくぼみが。ここにACアダプターとか入れればかなりコンパクトに纏まって持ち運びやすそうと思いました。

さあ開封。中にはSteamDeckが入ってました。なるほど。キャリーケースをパッケージにすることで梱包箱を削減でき輸送費が浮く。ユーザーもわざわざキャリーケースを買う必要がない。正しく一石二鳥な輸送方法だ。
で片手で持ち上げる。おお~重たい。が、両手でしっかり持つと、おお、馴染む。そう持ち手が膨らんでいる分グリップ力が上がるので自然と重量が分散され案外軽く感じるというよく出来た設計でした。感覚的にはゲームギアと同じくらいの重量になりましたね。
早速起動・・・・の前に保護フィルムを貼ります。流石に7インチにもなるとフィルム貼りはかなり至難の業。とりあえずきれいに貼れました。

ドッキングステーションもみてみましょう。純正ドッキングステーションの何よりポイントなのは映像出力端子がHDMIとDisplayPortの2種類あるところです。

個人的に気になったのはSteamDeckに接続するケーブル直付のところですね。これ扱いによっては断線しないかなぁとヒヤヒヤします。コネクタにすればいいじゃんとは思ったがそれだとUSB故にどこに挿せばいいのかわからなくなるし何よりコネクタによる接触不良発生の可能性もある。難しいところだなぁ。

あ、ドッキングステーションのDeckをはめ込むところはかなりピッチリでシリコンカバーとかをつけようものならはまらなくなります。当分はカバーなしかなぁ。
改めて起動して、初期設定を行いゲームを少しインストールしていざゲームを起動!!


記念すべき初回起動させたゲームはナツキクロニクルでした。ざっくりアーケードモードを遊びましたがPCでやるのと遜色ないプレイ心地でした。まあ、そこまでスペック求められるゲームじゃないしね。
まあそのアタリのスペックレビューはほかがやってるのでいいでしょう。

このとき起動させたのは、R-TYPE FINAL2、カプコンアーケードスタジアム、モンハンワールド、VRChatでした。正直そこそこ前とは言えPS4で動いていたモンハンワールドがモンハンポータブル2G感覚で遊べるのは衝撃的ですねぇ。やってて気づいたんですが、スピーカーの音質が思ってた以上に良い。そこはVALVE INDEXを触っていてスピーカーとマイク音質の良さを実感していたのでこのあたりのノウハウはしっかりと生かされているんだろうなという印象が受けます。
ざっくり触れた感想としましてはスペックはおいておいてハードとコントローラーはかなりよくできていてこれは長く遊べそうだなと思いました。


で、実家に帰る日結局M.2は届きませんでした(笑)来年にお預けです。
さて、新幹線で実家に帰るわけですがやはり乗車時間は長いです。今まではスマホを触りつつKindle Paperwhiteでためてた漫画を消化といったのがルーチンでしたが、今回試しにDeckで遊ぶことにしました。まあ特段これと言って変なところはなくSwitchのケータイモード+HORIグリップで遊ぶ感覚と同じですね。

実家に元々サブPCをおいていっていたので遊ぶものに困らなかったですが、用途次第ではDeckだけで済みそうだなと思いました。

まあ何事もなく今年も長年お世話になった蕎麦屋に出向き、年始早々アーケード基板を衝動買いし家に帰りました。さて。例のM.2は・・・・お!明日届きそうじゃん!この時はかなりウキウキしてました。

届きました。

さあ、待ちに待ったM.2交換です。
交換しました。スペック表には64GBはeMMCを採用していると聞いていたので何が出てくるかは楽しみでした。

基板設計をかじったことがある方ならわかると思いますが、基本的にeMMCは基板に直付するものです。それがSteamDeck公式で「64GBモデルもM.2交換できます」と言われて「?」を浮かべました。このとき想像したのは「64GBモデルのM.2スロットは空きの状態、256GB以降はM.2を搭載している。」というものだ。いや、ふつうそう思うじゃん。
で、出てきた64GB版のメインSSDはこちら。

なんだこれ?

型番を検索かけてみるとSteamDeckのしかヒットしない。
おそらく。SteamDeck用に作られたM.2スロット対応のeMMCではないかと思う。まさかの特注品。これには驚きましたね。まさかM.2の形をしたeMMCが出てくるんですもの。

話を戻しましょう。1TBに入れ替えて予め作っておいたSteamOSインストールデバイスでインストールし元に戻りました。
さて、ある程度SteamDeckのポテンシャルを堪能したところで高みを目指したくなります。
そこで私が定めた次の目標は・・・・。
SteamDeckでソーサリアンを起動させる。

 


今回はここまで!!
次回はSteamDeckをカスタマイズしていきますよ。
その際ぶつかった問題点とその解決策とか諸々を書いていこうと思います。
多分今後にも役に立つんじゃないかと思います。

ではまた次回。