烈鉱石修復工房

家庭用、PC、アーケード等を触り、時にはハンダを握る。

モニターの調子が悪い・・・解体じゃ!!

夜遅く・・・というかもう朝だね。烈鉱石です。

最近CRTモニターの調子が悪いと感じる。症状としてはこんな感じ。

アナログRGBの接触が悪いのか映像が乱れる→角度を変えると映る。

・・・これはもう・・・あれだよね。

後、前々からなんか少し赤が強いなと感じていたので今回解体しました!(放置はしっかりした。

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今回作業場所を移動しています。いまワークスペースが物だらけで何も置けないからね(笑)

あと、バラし方すっかり忘れてたからカバー取るのに時間がかかった(笑)

開いたらこっちのもんよ!早速端子のついている基板を見てみましょう。

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圧 倒 的 半 田 ク ラ ッ ク

3つ割れているのがおわかりいただけるでしょうか?実は私。半田クラックの事件現場に出会うのはこれが初めてなんです。

それはそれとして、早速ハンダゴテを握り、再ハンダ!

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一応全部熱を通し、割れてた所には少しハンダを足しましたけど。こんな感じかな?端子を揺らしても動かない!これで最初の問題は完了!

お次はモニターの色の問題に移りましょうか。

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こちらがその調整箇所になります。

左から順に赤バイアス、青バイアス、緑バイアス、赤ドライブ、青ドライブになります。

今回赤が強いと感じるので赤バイアスのみ触ります。

2年前、ここをいじくり過ぎて修理に出すことになったんだよね・・・・。

もうそんな悲劇を繰り返さないために現在の位置に印をつけときます。

X68000スタークルーザーのディスプレイテストモードを使って調整。

この時点でモニターに電源を入れているので、細心の注意を払います。感電死は流石にやだしねぇ・・・。

 

で、調整した結果がこちら!

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このようにOPの基地の色味が若干赤みが抜けてネット検索したら出てくる画像とほぼ同じになりました!

(撮り忘れちゃったけど、割と赤に近かった。

やりました。もう触りたくない。

組み直して元の位置に戻しましょう。

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はい、お疲れ様でした。

 

あと、CRTモニターの解体、修理は知識がない場合マジで危ないのでやめておきましょう。

ブラウン管には放おっておいても電気を溜め込んでいる場合があり、それによる事故があるのは有名な話です。

用心のためゴム手袋はしていましたが、万が一があります。

そういう時はおとなしくモニター修理してくれるところは記事記入現在まだありますのでそこに頼みましょう。(私も頼んだ。

私もなにか無い限りもうやりません。死にたくはないですから。

 

では、おさらばサプライズ~。