うちのMIDI音源を紹介します!
こんにちは烈鉱石です。
今回は紹介ってことで自分の所有しているMIDI音源についてお話しようかなと思います。
現時点でMIDI機器はハード音源が7機、キーボードが1機含めていいのならMSXのFM音源ユニットが2種の系10機になります。
とはいっても実際にまともに使っているのは2機種だけというね。
では参りましょう。
ROLAND系
・SC-88Pro
皆さんおなじみ「ハチプロ」と呼ばれるMIDI文化発展に欠かせない存在の音源ですね。こちらはSC-55の互換音色もあるので主にX68kのGS音源用に使ってます。悪魔城ドラキュラとかがメインになるかな。
・CM-64
LA音源のMT-32の後継機として有名な機体です。最近は落札価格がだいぶ上がっていますね。これも主にX68k用です。PCMカードも少しあるので「超人」に使ってみたりもしています。いつかはMSX版幻影都市に使ってみたいがMIDIインターフェースの入手が難しい。SFG-05で代用できないのかな。
・SD-90
EDIROLブランドとして販売されたスタジオキャンパスシリーズ一作品目。東方Projectの主軸音源として有名ですね。ZUNペットなど聞き覚えのある音色があります。90は音源として以外にもオーディオインターフェースとしての機能も搭載しておりまさにスタジオキャンパスの名にふさわしい機体となっています。
・SD-80
SD-90と同じくスタジオキャンパスシリーズになります。90の廉価品でオーディオインターフェースを省いてユーザーファイルの保存ができるようになったため一概に廉価品と言えないのがこの機体。MIDI音源だけなら80のほうが優れている印象。90はオールマイティ寄り
しかし、うちの80はなぜか音源にバリオンが入る故障品となっている。バリ音もリバーブかかってるのはおかしいって。もしかしたら近いうちに手放すかも。
KORG系
・POLY-800Mk.Ⅱ
当時10万円台で販売されたポリフォニックシンセサイザーPOLY-800の後継機体。Mk.1は緑がメインカラーでMk.2は青がメインカラーとなっている。追加機能とともにMk.1の頃にあったバグとかが修正されているそうだ。このシリーズの最大の魅力は安さもそうだが使用されている音源がMSM5232というところだろう。タイトーのバギーチャレンジ、ワイバーンF-0とかアルファ電子のエクイテスとかに搭載されいた。PSG音源でおなじみのAY-3-8910とはまた違うきらびやかな音が心地よい。
うちのは電池は交換しただけのシンプルな状態。割ときれいなので何回か弾いてみてはいる。
・EX-800
先程のPOLY-800のラップトップ版。大本はMk.1の物となっている。というかメイン基板はMk.1と同じらしい。当時この上面にボタンが配置されている形式が一般的だったのだろうが今となっては重ねた時に置き場所に困るようになってしまった。Mk.2と共に海外で販売されているMODを導入するかも。操作が全部ボタンなのはちょいと面倒。
YAMAHA系
・FM SOUND SYNTHESIZER UNIT(左)
これはMIDI音源と言っていいのだろうか。YAMAHAのMSXに存在する拡張スロットに刺す音源だ。
これに搭載されいている音源はアーケードゲームでおなじみのYM2151、OPMが搭載されている。元々OPMはMSXの拡張音源として開発されたものらしい。開けてみるとICは樹脂ではなくセラミックだった。いかにも開発してます感があるな。FDD制御用のピンは別の用途で使用されているためFDは使えないらしい。実際に試してないからわからないけど。もしこの音源が普及していたらMSXは覇権をとっていたかも知れないと言われている。YAMAHAはMSXを楽器として扱っていたのが伺える一品だ。
・FM SOUND SYNTHESIZER UNITⅡ(右)
音源がYM2164、OPPというOPMの後継機が搭載されたユニット。この頃はMSX2の時代でFDDを内蔵している期待が出始めた頃だったのかこれはFDDを使うことができるようになっている。あとは基本的にSFG-01と同じで内蔵ソフトが変わったくらい。
・FB-01×2
FM音源でおなじみのYAMAHA初めてのDTM音源と言われるハーフラック仕様のFM音源モジュール。音源はFM SOUND SYNTHESIZER UNITⅡと同じOPPが搭載されています。
なんで2個入手したのかすっかり忘れましたが、なにか面白いことはできればとは思いますね。
とまあ、こんな感じにMIDI音源は割と充実しております。
CM-64とSC-88Proはともかく他の音源はほぼ使ってないと同じような状態なのでなんとかしたいとは思ってはいるんですがDTM始めろって話なんですけどね。重い腰が上がらないのがなんとも辛いところ。友人に貸し出してもいいとは思っていたりする。
メンテナンスとか改造とかやってみたいですね。FB-01の高音質改造とかEX-800の操作性向上MODとか。
テーブル筐体を入手しました。
こんにちは。烈鉱石です。
一人暮らしを初めて三ヶ月が経ちました。早いものです。
部屋も片付いたのでVRChatで友人と遊んだりしたりDiscordで友人と会話しつつ自分の作業と以前と変わらない生活を送っております。
さて、部屋が広くなりお金のやりくりに余裕ができたので今回導入したかったものを入手しました。
テーブル筐体です。
機体はカシオゲームのやつです。ネットで出て来るのは茶色の木目調のやつですがこの機体は白ですね。これはこれで部屋に馴染みます。
とはいっても現状はモニターのないただの高級卓上貯金箱です。
しかし、いざ置いてみるとなかなか存在感を放っております。
今回の品は鍵がかかっており中へアクセスできない状態となっておりました。なお解錠用の鍵はありません。
若干ドリル解錠は覚悟していたんですが、上面はガラス張りなのでそれを外せば中からナットを外してやれば開けられるのではないかと思いいざ解錠作業。
無事成功し開けることが出来ました。
中身はモニターがないと結構広いですね。
左に転がってる基板は60in1でした。動作テスト用として今後乱暴に使う予定です。
解錠できて中身を確認できたところで今後の予定を確認しましょう。
1、モニターの入手
2、鍵の新調
3、その他部品の交換(使えそうなものは残す予定。)
4、コンパネの変更(1L3Bはちょっと不便・・・。)
といった感じになりそうですね。
まず第一に鍵の新調を行いましょう。
目星を前々から付けていた芝商事さんのところで鍵を購入。
無事取り付け成功です。
次は部品の交換ですね。一番気になっていたのは電源周り。
特にスイッチング電源はちょっと気になっていたので。前から所持していた三和のスイッチング電源に交換。
前の電源とほぼ同じ要領構成でかなり小型化されました。
本当は5V12A出る大容量電源にしようかと迷いましたがどうせNAOMIは入らないと思ったのでこっちの方にしました。
そして次はモニター。これは割とすぐに入手できました。18インチ20インチどっちにしようかと悩みましたが、縦シューをやるのがメインなので縦に向けやすい18インチの方を選択。本当は20インチでも行けるのかな?
というわけでドン!
今回導入したモニターは若干やけがあるのですがヤケのないモニターの入手は今かなり難しいのでこのへんで妥協。
ココではじめて気づいたのですが、24Khz帯までのモニターの地の色は白身が強いんですね。普段使ってるX68kモニターは自が黒かったのでここは驚きました。制御基板を配置していきましょう。筐体下部の扉にあたかも制御基板を置いてくださいと言わんばかりに木材があったのですがケーブルが短いのかうまく配置できませんでした。
悩んだ結果、
横に配置することにしました。多分これが正解な気もする。
さあ、配線を確認していざ電源をオン!
映ってくれました!
JAMMAコネクタは距離が短かったので延長させました。
トライゴンで色味やフォーカスを調整したところで・・・・。
完成!
無事動作するテーブル筐体を入手しました!実物を入手したことにより良質な作画資料を得ることが出来たのはでかいですね。
しかしゲームを映すとヤケは目立たないですね。薄いヤケだからかな。
あと、こうしてはめて気づいたのが、
モニターとエスカッションの間が若干浮いていることです。もしかしてスモークパネル分の高さなんでしょうかね。探して入手しなくては・・・・。
コンパネの実装はちょっと予算がきついので後回し・・・・。
モニターがそこそこいい値段したからなぁ・・・・。
しかし、今回テーブル筐体を手に入れましたがアストロシティとかの対面筐体も欲しくなりますね。しかしそうなるとVRスペースが減ってしまう・・・・。
アーケード趣味とVR趣味の両立は難しい・・・・。
生活環境が変わった新年度。
どうも、烈鉱石です。
この度無事社会人となり出勤先が関西の方にあるのでそちらの方に引っ越すことになりました。初めて親元を離れての一人暮らしとなります。
今回ようやく道具もある程度揃って一段落がついたのでこうしてブログを書かせていただきます。
前回の記事の時点で荷造りしてたんですよね。なのにPS3とかPC-9821落札したりと何荷物増やしてんだろうね。
正直荷造りのタイミングで持っていたサントラを9割手放し、HTCVIVEも友人に売り渡しました。VALVEIndexを持ってはもっていたのですがHMDとコントローラーのみでベースステーションはVIVEのを使いまわしていました。当然友人にはVIVEのスターターキットを譲ったのでベースステーションを新規で購入しなければなりません。VRのない生活は妙に地味だった・・・・。
左から6月、3月、直前
ところで、引っ越すタイミングで自室の広さを知りました。約4畳半です。
友人から物量に対して部屋が狭いと言われました。これでフルトラッキングとかやってたんだよなぁ。
引越し当日も荷造りが終わらずてんやわんやのまま引っ越しが完了。
翌朝私は飛行機に乗りました。
現地について鍵の引き渡しをし新居に移動。で、その日の午後に冷蔵庫や洗濯機を届くように設定したので無事受け取りに成功しました。
が、
照明がありませんでした!
その日はトランクに詰めたノートパソコンの光とともに就寝となりました。
次の日に引越荷物が届きました。
ダンボールが多い・・・・。
おおい・・・・。これがあの部屋に収まっていたと思うと自分でもびっくりです。
あ、今回の部屋は約8畳半です。2倍の広さになってもこれなのはすごい。
この日は頑張って敷布団を取り出し寝床を作りました。あ、近くにあった家電屋さんで照明を買いました。夜になっても明るい!!
だいたいこんな感じで1週間過ごしました。地味にきつかったですね。とにかく睡眠の浅さを感じた。
こんな感じでトントンと荷解きをしていき・・・・。
最近、無事荷解きが終わりました。
なんかマイコンタワーが移動してたりラックが増えてるけど気にしない!
整理が終わると広くなったんだなと実感がわいてきます。
ラジオ体操とかで腕を回しても壁にぶつからない!すごい!!
あと単純に床での作業がやりやすい!!
実家での部屋これだからね!!
前回の記事のときの作業風景。
いや、ようやってたわ自分・・・・。
そんでもってこれでようやく筐体が置けるようになるね!!
だけど・・・「ピアノなどの重量物」という概念が難しい。150kg以上はだめということなのだろうか。アストロシティは取説上だと98kgくらいだから問題ないのかな・・・?
国産規格PCの時代はこれで幕を閉じた。PC-9821Ra43
どうも。烈鉱石です。
そろそろ新年度。皆さん新生活の準備はいかがでしょうか。
私も色々とあるので割と大忙しですが・・・。
PC-9821Ra43/M5を入手しました。
98MATE-Rシリーズで15インチCRT、8GBHDDにWindows98プリインストールのモデル。まあ、両方ないんで「/M5」の存在感はないんですけどね。
スペックはCeleronの433Mhz。PCIカードが2枚。PC-98おなじみのCバスが3枚実装できます。
なお、今回入手した機体は本来Ra43のフロントパネルはFDD、CD-ROMが一基づつですが、「PC-9821RA-FD1」を装備することによってFDDが二基に増やすことができます。
パネルとマウンター両方あるのは結構レアなんですよね。
2000年に発売されたこの機体で1982年から約18年続いたPC-98シリーズは幕を下ろしたわけです。そっからはDOS/V、PC/AT互換機の時代ですね。
そんな時代の終止符である98MATE-RはPC-98シリーズなのにどこかPC/AT互換機の匂いがします。時はWindowsOS時代。独自規格を貫き通したPC-98ではスペック不足でPC/AT互換機の機能を盛り込まないと時代の流れには追いつけなかったわけですね。
例えば電源は今でもおなじみのATX規格だったりします。
さあ、中身を開いていきましょう!
やはりPC-98だけあって中身はギュウギュウです。エアフロー考察が当たり前の時代からすると驚愕しそうですね。これ本当に冷却できてんのかな。
CPU規格はSLOT1。
いわゆるカートリッジタイプのCPUでPentiumⅡ、Ⅲがありました。今回のCeleronはいつものパッケージで画像のように変換ボードを使います。
・・・・が、カートリッジタイプのCPUはこれで最後となったのでレアリティが高い規格となりました。今の時代の人は実物を見るどころかその規格自体知らない人が多いのではないだろうか。実際私も実物を触るのは初めてです。
バラしたついでに今回付属していたボードたちを紹介しましょう!
Buffalo WLI2-PCI-G54
無線LANボードです。
インターネットは使わないと思うし使うとしても有線だと思うので撤去確定ですね。先程言ったとおりPCIスロットは2つしかないのであまり使わないものを挿しておく余裕すらないのです。
Buffalo IFC-PCI5U2
USB増設ボードです。
PC-98で使えるUSBボードは貴重なのでこれは代わりが手に入るまでは残すことになるでしょう。
PC-9801-87
1MBフロッピーディスクインターフェースです。
これは外付け5インチFDDを運用していく上ではかなり重要になるのでこれは確実に残します。もちろん分配ケーブルも一緒でした。というか、これとケーブルが8000円くらいするのでめっちゃ価値が高いです。
以上がこの機体に内蔵されていたボードです。なかなかいいラインナップでしたね。
さあ、マザーボードにアクセスしましょう!
写真は大体のものを外してある状態ですが、メモリは128MB。CPUはデフォルトのものとそこそこカスタマイズしてある機体でした。使用されている形跡が見られた割にはきれいですが、ホコリをかぶっているところはかぶっています。せっかくなので大掃除をしましょう。マザーボードと汚かったボード数枚をマジックリンなどを使って水洗いです。
きれいになりました。
組み立て直し、動作確認をしたところ無事起動・・・・と思いきや!
2ドライブ目FDDがまさかの不具合!フォーマットや読み込みがうまく行かない!!
このFDDはFD1231Tでモーターがネジ止めされているせいか振動でずれ、読み込めなくなるそうです。しかも修理は困難らしく別のFDDに交換するしかありません。
ちなみにCDドライブの方はまともにイジェクトしてくれません!
CD-ROMドライブは交換する予定なのでまあ、いいかなという感じ。
幸いドライブ1は動いたので動作確認はできました。色々と気になるところはあるけど無事起動して何より・・・・。
次回は存在するのでお楽しみに!!
俺的WIMAXIT11.6インチモニターのレビュー
こんにちは。烈鉱石です。
今回はレトロPC界隈でちょっと噂になってるWIMAXITのモニターを購入したのでレビューしたいと思います。
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Amazonで購入し、こんな感じの箱で届きました。
ちゃっちゃと開けましょう。
昔15、24、31khz全部映るとこれまた同じ界隈で噂になったCENTURYのLCD-8000Vと比較するとこんな感じ。
WIMAXITのモニターはアルミフレームで16:9の11.6インチに対し、CENTURYのモニターはプラスチックフレームで4:3の8インチとなっています。
CENTURY「LCD-8000V」
大きさ :8インチ(4:3)
解像度 :800×600
入力端子 :VGAのみ
電源端子 :MINIUSB
スピーカー:なし
フレーム :プラスチック
備考 :スタンド内蔵。液晶保護ケースあり
WIMAXITの11.6インチモニター
大きさ :11.6インチ(16:9 ソフトウェア上で4:3切り替え可)
解像度 :1920×1080
電源端子 :ACアダプター(12V1A)
スピーカー:あり
フレーム :アルミ
備考 :スタンドなし。VESA規格対応
といった感じ。
汎用性の高さはWIMAXITで、携帯性の高さはCENTURYが上といった印象。
VGA端子の他にHDMI端子があるのでこのようにメガドライブミニも映ります。
しかもスピーカーが内蔵されているのでこれだけで済むのがいいですね。
HDMI端子があるという事はフレームマイスターに繋いで家庭用ゲーム機のモニターとしても使える為用途がかなり増えますね。
PC-9801VXを利用した24kHz映像出力テスト
難なく映りましたね。16:9のままだと画面いっぱいに引き延ばされますが、モニターの設定で4:3にすることができ、それを適応するとこのようにちょうどいい比率となります。
X68000XVIを利用した15、31kHz映像出力テスト(画像は31kHz)
これも余裕のよっちゃんですね。しかもXPC-4ではうまく合わせにくい超連射68kの縦長比率モードも綺麗に映っています。
今回届いたモニターのファームウェアバージョンはこんな感じに表記されましたが、同じ「V001」でも表記の仕方がだいぶ異なるようです。
とまあ色々と試してみましたがなかなか汎用性が高いモニターですね~。11.6インチと大きめなので動作テスト用以外でも普段使いしやすいのもかなり評価点が高いです。
ただ付属のスタンドはあってないようなものなので、別のものを入手するのをおすすめします。うちは今の所大きめのアクリルスマホスタンドで利用しています。
それとCENTURYのモニターのように液晶保護ができないので持ち運ぶとき液晶を傷つけないか心配になりますね。これは後で保護フィルムとケースを別で購入します。
あと分からない所はステレオ入力端子の動作確認が取れていないところですかね。まあ、よっぽど使わないのでいいですけど。
出力端子だったらHDMIでほかスピーカーに繋いでってできるんですけどね~。
それと、あくまでいわゆる中華製品なのでFWのばらつきによって映る映らないが発生する可能性があるのであくまで自己責任になります。一時期は映らないバージョンが続いていたそうなので映るか映らないかはギャンブルです。